本書が扱う「アメリカ統一商事法典(Uniform Commercial Code)」は、米国50州全てにおいてモデル法典として採択されている、米国民商法の重要な法源です。このため、UCCは米国との取引実務に関わるビジネスマンや法律実務家が知っておかなければならないばかりか、比較法研究にとっても重要な要素であるといえます。
本書は、英米法の第一人者として長年研究に携わり、UCCの全訳も手がけた著者が選んだ重要項目について、最新条文・立法者による公式コメント(コンメンタリ)の翻訳、著者自身による解説コメントのほか、読者の学習を助ける豊富な参考判例・資料を集めた文献カードを収録する、ユニークな構成を採っています。
本書はUCCの重厚な中身を学習しやすいよう、シリーズ化した最終巻(第1巻「総則・売買・リース」、第2巻「銀行取引、流通証券、信用状、貨物証券、倉庫証券、投資契約」…好評発売中)。サブタイトルを「担保付取引」とし、UCC第9編を中心に重要条文の翻訳・解説を収録しています。